
前回の記事から三カ月、ですか・・・。
私にしては早い方でしょうか。
内心心に誓っていた、ブログの月一更新の予定は早くも崩れ去りましたが(苦笑)。
ご無沙汰しております。
先日、買い物帰りに隣接したホームセンターで前面が両開きのガラス製でサイズ
や価格もお手頃な棚を見つけて、後先考えずに脊髄反射で購入してしまいました。
軽く20キロ以上ありそうな未組立の棚の入ったダンボールをヒィヒィいいながら自宅
まで運び組み立て開始!
組み立てに要した時間は一時間ほどでしたが、問題は棚の置き場所!
そもそも、こんなモノを買う予定などはじめは無かったわけなので、スペースの
確保に部屋のレイアウトを変えるのに半日かかりました(汗)。
そして、今回の記事のタイトルに続くわけです・・・
高さ80センチ幅60センチ奥行35センチ。
けっこうサイズ的には大きいと思います。
で、なにゆえこんなものを発作的に買ったかと言いますと・・・部屋にフィギュアを
飾る場所が欲しかったのですYO!
というわけで、さっそくご覧いただきまSYO!

現在その棚を我が物顔で占領している 40kのミニチュアたちを!
・・・いや、部屋のドアを開けると真ん前に鎮座する棚の位置に加え、気恥ずかしさが先に立って
やはりミニチュア飾れませんでした(汗)。
そして記事のタイトルにまた続くわけです。
とはいえ、こうして久しぶりにミニチュアに触れていると、沸々40K熱が上がってくる
から不思議です。
そんなわけで、ここ数カ月は現在も行方不明になっているミニチュアの捜索と未組立
のミニチュアの製作に費やしていました。
で、ここからが今回の記事の本題なのですが(相変わらず前置き長くてスミマセン)。
みなさん、「シタデルカラー」をご存知でしょうか?
☝の40Kなどのミニチュアゲームを製作しているゲームズワークショップが販売
している専用塗料の名称です。
特徴としては水性カラ―ゆえの匂いの少なさと他社のものに比べ隠蔽力が非常に
高いなどが挙げられるでしょうか。
ただ、以前にも他の記事にも書きましたが一本600円くらいという値段がちょっと
ネックですかね・・・
最近は色々なホビー雑誌にも特集が組まれるなど、かなり注目度が上がっているよう
ですが、今回私が紹介したいのは「シタデルカラースプレー」という商品です。

まずは基本的な2点、「ケイオスブラック」(左)と「コーラックスホワイト」(右)です。
厳密にはサーフェイサーであり、特徴はガレージキットやメタルモデルなどにプライマー
無しでも対象に強固に食いつきます。
とういか、乾燥してしまうと凹凸が激しい箇所の塗料を落とそうとしても無理かも
しれません(笑)。
また通常のシタデルカラーを上回るほどの隠ぺい力を発揮します。

私が同社のミニチュアを集め始めた当時は上記の白黒2色しかありませんでしたが、
現在では多数の色が販売されているようです。
ちなみに☝は右から「メフィストンレッド」「マクラーグブルー」「デスガードグリーン」
となっています。
通常の赤青緑と比べると、濃いとういか暗めの色合いになりますが、これはシタデル
カラ―の特徴だと思います。
余談ですが上のスプレーがサーフェイサーなのかどうかはちょっと分かりません(汗)。
使ってみた感じでは塗りはじめは色の乗りが少し割る気もしますが、食いつき、隠ぺい
力ともに非常に高いです。
では、せっかくですので、ちょっと試してみたいと思います。

用意いたしましたミニチュアに、上の3色の内の一本「メフィストンレッド」を塗ってみました。

2回ほどに分けて塗ってみたものが上の画像ですが、成形色のグレーがほとんど
目立たなくなっています(足元の下地が若干透けて見えますが、これは意図的に
残しました)。

この赤一色(実際はもう少し暗い赤で小豆色といってもいい感じです)になったバトル
スーツの半分に先程の「コーラルホワイト」を吹きつけてみました。


どうでしょうか、一度塗りですが白くなった部分は、ほぼ下地の赤を隠ぺいしています。
ここまで下地の色を目立たなくするサーフェイサーというのも珍しいと思います。
また、このシタデルスプレーの特徴として(とくに白黒ですが)乾燥時間が早いことがあげられます。
5分ほどで乾きはじめ、10分も経てば上の様な状態になります。
もっとも、完璧を期すなら30分は放置しておいた方がベストだと思います。
もう一つの特徴としては、「ガス圧の高さ」があげられます。
一般的な缶スプレーエアブラシでサーフェイサーを吹くと奥まったヶ所などはなかなか
サフが入っていきませんが、シタデルのサフはそのガス圧の高さからか、ほぼ一発で
塗装することが可能です。
速乾性に起因しているのか、一ヶ所に連続して吹きつけなければモールドが埋まることも
あまりないように感じました。
欠点としては・・・
●ガス圧の高さゆえにミニチュアが吹き飛ぶ。
先程の長所と相反することを言っていますが、とくに使いはじめの勢いはすごく
小さなミニチュアなどは、台や棒などに両面テープでしっかり固定して使用しないと
面白いように吹き飛ぶことがあるので注意してください。
●塗料の粒子の関係か全体的に表面が少しガサガサしたような仕上がりになること
が多い(とくにコーラックスホワイト)。
対策として適切な距離を保つ(心持ちモデルまで距離が短めの方がいい感じです)。
また缶の大きさ(後述)のため、缶内のガスと塗料を良く撹拌させるために、通常より
缶を念入りに振った方がいいです。
私は平均300回くらい振ってます(時間にして2,3分)が、缶のサイズも大きくけっこう
腕に来ますので、DVDを見ながら振るも良し、使う予定もないスプレー缶をもう一つ
用意し両手で持ちながらリズミカルに振るもまた良し、それぞれのスタイルにあった
撹拌タイムを楽しんでください(笑)。
●お値段がけっこう高め。
1本2500円からと値段だけみると思わず腰がひけますが、じつはこれにはれっきとした
訳があります。

シタデルカラースプレーの内容量400mlに対し価格が2500円、対して画像左の一般的
なカラースプレーは内容量100mlに対し価格が600円前後・・・ガン〇ムスプレーなどの
四倍の内容量がありますので、とうぜん価格も高くなりますね。
また以前と違い、正規取扱店やアマゾン、ヨドバシカメラなど(他にもあります)が取り
扱っているため購入もしやすいと思います。
ただ、現在の塗装はやはりラッカー系が主流などで水性カラ―であるシタデルは・・・
と思ったのですが、ちょっとここまで記事を書いていて思いついたことがあるので試して
見ました。

用意致しましたる品は、ラッカー系の塗料で赤く塗られていたプラ板の切れ端に
ケイオスブラックを吹きつけた物です。
これに青色のラッカー系の塗料をさらに上塗りしてみました。
一般的な塗料の重ね塗りの常識では水性(アクリル系)を塗り重ねれば、ラッカー
系塗料が下地を侵食してエライことになりますが果たして・・・

あれ?
意外と塗料の浸食が見当たりませんね。
画像の丸印は、塗装から一時間ほど経過した物を擦ってみたものですがずるりと
塗面が剥がれましたが、実は三時間ほどしてから反対側の塗面を爪で擦ってみても
塗料は剥がれませんでした。
しかし、見た目もあまり綺麗ではありませんですし、やはりラッカー系の下地に使用しない
方が無難ですね。
ただ、最近のプラモキットの材料はABSが使うことが多くなってきてますので、シタデル
カラ―が躍する機会も今後は増えるかもしれません。
いざ(?)という時のために、みなさんも1本手元に用意してみてはいかがでしょう(笑)。
さて、今回の記事はここいらで終わりにしたいのですが・・・あいかわらず取り留めのない
内容ですね(汗)。
当初の考え通り、フィギュアを飾っていれば良いものを・・・
でも、いつか立派なアクリル製かなんかのフィギュアケースを買って、必ず日の目をみせ
てあげるからね!

オレの大和たちよ!!
・・・そしてタイトルへ。
では!
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