神姫者の巣

神姫好きの、また~りとしたブログ

無いのなら作ってみせよう時鳥?

はい。のっけから意味わかりませんね(汗)。

実は、最近カメラのミニチュアを探しておりました。
寸劇に使おうと思ったのですが、いざ探してみるとなかなかみつからない……。いや、あったことはあったんですが、サイズがデカすぎて使えないんですよねぇ。

こんなことなら、先日足を運んだAK-GARDENなりミニチュアショウでもっとよく探すんだった。
カメラではないんですが、神姫サイズのハンディカムとか売ってたんですよね。トホホ。

しばらく落ち込んでましたが、無い物ねだりをしてもしょうがない! というわけで、今回のタイトルにいきつきました。

CIMG1312 - コピー


某家電量販店の折り込み広告にのっていたデジカメを参考に、プラ板と市販のディテールアップパーツを使って、とりあえずこんなモノを作ってみました。

CIMG1313 - コピー

正面から……って、おもいっきりピンボケですね(汗)。
たいしたものではないですが、色塗って距離をとればアラも目立たないでしょう(笑)。



とりあえず、いま作っている物の報告だけだともうネタにするものがないのですが、さすがにそれではアレですので、もうひとつ紹介を。


本日買ってまいりました。




「武装神姫 Vol.7」


で、せっかく買ったんでここででっかくパケ絵でも、と思ったんですが、アップロード画面に「その手のことをしちゃいかんねん!」的な警告文が急に表示されてまして……チキンな私としては、ここはスゴスゴと引き下がるしかありません(せっかく写真撮ったのに……)。

というわけで、今回は文字のみの感想をば少々。

今回の話は、TVでは放送されなかった第13話めにあたります(正確には第0話なんですが……)。
私としてはアニメでの事後話になるかと思っていたので、今回のストーリー展開にはちょっと驚きました。

まさか、アンたちとヒナがあんな形で出会っていたとは……。

バトルシーンがあまりないなど不満なところもありますが、30分という限られた時間ではやむを得ないといったところなのでしょう。

クララたち準レギュラーもほとんどでてこなかったのもちょっと残念!
アーク&イーダと、タマミィ&ポッチィらしき神姫はチラッとでてきましたが(おそらく、ただの同型機でしょうが……)胸の対比に使われたりとか、抱き合ったまま神社の石段から転げ落ちるなどろくな役回りではありません(笑)。

まあ、影も形もでなかったクララよりはマシですけどね……。


あまりくわしく書いてもネタばれになって興ざめでしょうから、端折った感想になってしまいました。
不満点も多少ありましたが、ほぼ半年ぶりに画面せましと動き回るアンたちを見てなんかホッとしました感じです。
現状では武装神姫の2期は絶望的でしょうが、いまだ各コンテンツ(コナミ以外!)は細々と展開をつづけているようですし、「武装神姫」の灯は完全には消えてはいないようです。


がんばれ「武装神姫」!









ああ、それにしても……。







ブックレットにのってた、ラストのヒナの笑顔をUPしたかったぞ。
コンチキショーッ!!

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武装神姫 クロスロード 第4話

                  武装神姫 クロスロード

               第4話  「60秒の戦い」

「あのさあ、陽子。できればもう一度トロンの相手をしてやってくれないかな? シュミ
レーターのお金はあたしが払うからさ」
 下手にでながら提案してみると、陽子は片方の眉をわずかに持ち上げる。
「気持ちはわかるが、止めとけ隣。何度やっても結果は同じさ」
 案の定、有頂天になってる陽子は、思った通りの受け答えをしてくる。
『無駄だよ、リン』
「へっ?」
 ムッとしながらも、どうしたものかと思案していたあたしは諦め声のトロンに驚く。
「な、なに言ってんのよ? あんたがバトルしたいって言ったんでしょう?」
『まあ、そうなんだけどさ。よく考えてみたら、背景ズとそのオマケたちがようやく勝ち取
った勝利だからね。もう一度戦ったら負けるとわかってるのに無理強いしたら可哀想っ
てもんだよ』
 大げさに肩をすくめながら、首を振るトロン。
『『オ、オマケ?』』
 トロンの言葉に、黒姫とキャロの表情が曇る。
「……なんだと、今なんつった?」
 押し殺すようなような陽子の口調に、トロンは億劫そうに振り返る。
『えっ? 背景って……ああ、ごめん。今はモブキャラその一、だっけ?』
 耳をほじりながら謝るトロン。陽子のひたいに、もの凄い数の青筋が浮かび上がる。
「黒姫、バトルの準備だ! 今度こそあの悪魔に引導渡してやれっ!!」
『お、おう!』
 シュミレーターの方に足音荒く去っていく陽子。黒姫も慌てて後を追っていく。あたし
が両手を合わせて拝むような仕草をすると、苦笑しながら唯がうなずいてくれた。
 渋るキャロをうながしながら、歩み去る唯の後ろ姿を見送ると、あたしは大きなため息
をつくと、シートにもたれるように腰を下ろしインカムのスイッチを切った。
「まったく。陽子は単純だから手玉にとりやすいと思ったんだろうけど、やりすぎよ!」
 心底陽子に同情しながら、あたしはトロンを毒づいた。
『じゃあ、またわざと負けてあげようか?』
「友情と勝負は別物よ! というか、今度あんなふざけた戦いをしたら承知しないわよ?」
 あたしが語気荒く言い放つと、トロンのやつは『おお、怖ッ!』とか言いながらおおげ
さに後ずさる。
 その態度にカチンときたが、対面のシートに腰を下ろした陽子がこっちに向かって手を
振っているのに気づく。
「ったく、何やってんだよ? そろそろ始めるぜ!」
 マイクをONにすると、陽子の不機嫌そうな声が耳に突き刺さる。
 唯が必死になだめてくれたのだろうか、その声音はさっきに比べると、いくぶん落ち着
きを取り戻しているようだった。
 安堵のため息をつきながら横を向くと、あたしの雷を避けるためか、アクセスポッドに
潜り込むトロンの後ろ姿が目に入った。

                        ※

「これって、不味いわね」
 あたしは、眼前の風景を目の当たりにしながら顔をしかめる。公平を期すために、ラン
ダムで選んだバトルフィールドはよりにもよって、遮蔽物が一切ないアリーナと呼ばれる
円形の闘技場だった。
 以前、トロンが初勝利を納めたフィールドもアリーナだったけど、あの時の対戦相手の
睦月と黒姫たちではさすがに格が違いすぎた。
『まあ、この方ががっぷり四つに組んだ戦いができるってもんさ』
 インカムに、世にもお気楽な声が響いてくる。
「トロン……」
『わかってる。さすがにボクも、レスPをバカにされてまで手を抜くつもりはないよ』
 釘を差そうとするあたしの声を制し、さっきとは打って変わって真面目な声になったト
ロンが、前方を食い入るように見ながら答える。
 その視線の先に、ふたつの影が立ちふさがる。
『まったく、せっかくいい気分に浸ってたのに水を差しやがって』
『その通りです。圧倒的な性能差かつ、数の有利の前はどんな奇策も通用しませんよ、ト
ロン!』
 ぶーぶーと文句を垂れながら、不満そうな顔を隠そうともしない黒姫たち。トロンはそ
んなふたりを交互に見ながら苦笑する。
『勝利の美酒に酔ってるところをすまないね、おふたりさん……お詫びといっては何だけ
ど、すぐに終わらせるからさ』
 そう言いながら、トロンは人差し指を立てた。
『それって……』
『一分でおれたちを倒すってことか?』
 無言で大きくうなずくトロンに、黒姫とキャロが顔を見合わせる。しばらくそのままの
姿勢で顔をつき合わせていたふたりだが、かすかにうなずた。
『おもしれぇ、やれるもんならやってみろッ!』
 大太刀を構えながら地を蹴り、トロンめがけて疾走する黒姫。その背後では、キャロが
レーザーライフルの砲口をトロンに向ける。

           このパターンは、さっきトロンにとどめを刺した戦法。

 インカムから、陽子の「やっちまえ!」という声が聞こえる。
 黒姫たちにとっては、必勝パターンというやつなんだろうけど、その戦い方はあまりに
も短絡的に思えた。首を巡らせると案の定、腕を組み立ち尽くすトロンの唇も苦笑の形を
とっている。
『やれやれ。聖〇士に同じ技は通用しないのは、もはや国民的常識なのに……』
 首を横に振りながらため息をつくトロンに、思わずあたしは叫んでいた。
「あんたは神姫でしょう? それよりちゃんと前を見なさいよ!」
 思わず腰を浮かせ、あたしは前を指さす。そこにはトロンの目の前まで迫った黒姫が、
グリーヴァを頭上高く振り上げている姿があった。
 トロンは顔色ひとつ変えず、右手を前方にかざした。
 それと同時に、肘のあたりに取り付けられたビーム発生器が180度回転し、その先端
に発生したビームソードを音もなく射出する。
『おあっ!? ……へっ?』
 黒姫が慌てて回避しようと身をひねるが、ビームソードは彼女のはるか横を通りすぎて
いった。
『なんだ? どこ狙ってやがるんだ?』
 何が起こっているのか理解できず、足を止める黒姫。その背後で、小さな悲鳴が聞こえ
た。驚き振り返る黒姫の瞳に、レーザーライフルの砲身にビームソードが突き刺さり体勢
を崩すキャロの姿が映し出される。
 キャロは渾身の力を振り絞り、その場に踏みとどまるが、銃口から光の矢が放たれるよ
りも前に、トロンは右手を大きく振り抜いた。
『えっ? きゃああああ!?』
 ワイヤーで繋がったビームソードが突き刺さったままのレーザーライフルが、トロンの
動きに合わせ砲身があらぬ方向を向く。
 狙いを外されたビームの一撃が、無防備状態の黒姫の背中を直撃した。
『がはっ!?』
 トロンのすぐ横を、弾丸のような勢いで黒姫が通り過ぎていく。
「そ、そんな……」
 不意をつかれた黒姫は、フィールドの壁面に叩きつけられ、糸の切れた操り人形のよう
な不自然な格好で床に落下する。それを見て、半立ちになった陽子が絶句する。
『残り、五十二秒……』
 確認するかのように背後を一瞬見やり、無表情でつぶやくトロン。戻した視線の先で、
怖じ気付いたキャロが後ずさりを始める。
「しっかりしてキャロ。まだバトルは終わってないのよ? まず、<ココレット>と<リリアー
ヌ>を全機射出。トロンの動きを牽制しながら空中に退避! 急いで!!」
『は、はい!』
 唯の矢つばきの指示に、キャロは慌てながらも迅速に対応する。主翼に収納されていた
ガン・ポッドを展開させると、大急ぎで飛翔し始める。
「へ~」
 あたしは、テキパキと指示を続ける唯に驚きを隠せなかった。その凛とした口調からは、
いつもの気弱さは微塵も感じなかった。横のシートに腰掛けていた陽子も、唖然とした顔
で唯を見ている。
「レーザーライフルのチャージをはじめて! チャージ終了と同時に、トロンを包囲した
まま一斉射撃!」
『了解です、マスター!』
 唯の指示に力強く答えるキャロ。その姿を見て、あたしは素直に感心していた。
 自信に満ちた今のキャロは、少し前とは別人のようだった。
 やっぱり神姫は、オーナーとふたりでひとつの存在。唯とキャロを見ながら、あたしは
少しばかり微笑ましい気分になった。
「それに引き替えねぇ」
 そうつぶやきながら、あたしは自分の神姫へと視線を移す。周囲をめぐるましい速度で
動き周り威嚇を続けるガン・ポッドを、気にした素振りも見せず、トロンは腕を組んだま
ま立っていた。
 不敵な笑みを浮かべていたトロンだが、あたしのため息が聞こえたのか、ついとこちら
に首を向ける。
『リン、ボク怖いよ! どうしたらいいの?』
 視線からあたしの心中を悟ったのか、急に両目いっぱいに涙を浮かべたと思ったら、頭
をかかえてしゃがみ込むトロン。
「……どうせ、次の手は考えてあるんでしょう? いつまでも猿芝居をするな!」
 群をなして背筋を駆け抜ける悪寒に耐えながら、あたしはうめくようにトロンをたしな
めた。
「今よ、キャロ!」
 唯は一瞬の隙を見逃さなかった。トロンがしゃがみ込んだと同時に攻撃の指示が飛ぶ。
 トロンを囲むように旋回を続けていたガン・ポッドが距離をとり、その先端に煌めく輝
きが大気を焼き、トロンめがけて突き進む。
『いっけぇええええええええっ!』
 キャロの雄叫びとともに、狙いすませたレーザーライフルから、ガン・ポッドとは比較
にならないほどの光の束がとき放たれる。
 地上と空中、両面から襲いかかる百光の矢にトロンの姿がかき消される。
 その威力にモニターが白く輝き、周りの光景を覆い隠した。

『や、やった。やりましたよ、マスター。わたし、トロンを倒しました!』
 白煙をまとわりつかせ、地上にできた巨大なクレーターにトロンの姿がないのを確認す
ると、キャロは空中で小踊りしながら喜んだ。
「ど、どうだ、隣? やっぱり黒姫とキャロのまえにはトロンなんて……な、何だよ?
何、笑ってんだよ?」
 土壇場での逆転劇に、勢いづいた陽子があたしを指さしながら喜びをあらわにするが、
あたしの口元を見て、怪訝な顔をしながら口ごもる。
「今の攻撃、確かにすごかった。でも、トロンのやつにとどめを刺すには、ちょっとばか
りひねりが足らなかったかもね。忘れちゃった、陽子? レスティーアとトロンの戦いを
……」
 あたしはそう言いながら上を指さす。
『そ、そんな……』
 つられて見上げるキャロを、黄金の双眼が静かに見つめていた。
『これが、ボクの<アクセル・ハート>。以後お見知り置きを』 
 トロンはわずかに両目を細めると、つぶやくようにそう言った。
『どうして……あなたは飛べないはずなのに』
 遙か高みから自分を見下ろすトロンを見ながら、惚けたようにキャロがつぶやく。

 キャロはまだ気づいてないみたいだった。頭上に向けられたトロンの右腕と、アリーナ
の天井をつないだ一本の銀線に……

 トロンはキャロの攻撃が命中する寸前、<アクセル・ハート>を発動させ上空へ跳躍す
ると、ビームアンカーを使いさらに高空へと退避していたんだ。
「キャロ、あの体勢ではトロンはもう逃げられない。いまのうちに攻撃を!」
 唯の的確な指示に、キャロはチャージに時間のかかるレーザーライフルを投げ出すと、
小型の銃、アルヴォを取りだそうとする。
『残念だけど、もうタイムリミットなんでね。そろそろ終わりにしようよ』
 〈アクセル・ハート〉を使った反動か、痛みに顔をしかめながら、なにやらゴソゴソと
やっていたトロンが手に握ったそれを眼下にばらまく。
 トロンめがけてレーザーガンを構えたキャロが、はたしてそれをPBの予備カートリッ
ジと気づいたかどうか。
 無造作に放り投げられたカートリッジのうち、いくつかはその先端部分をキャロの身体
へと接触させた。同時にキャロの身体から、小さな閃光がいくつも起きる。
 いきなり身体を襲った衝撃に、空中でバランスを崩したキャロは地上めがけて落ちてい
く。
『きゃあああああああっ!?』
 長い悲鳴の尾を引きながら、床に激突したキャロはピクリとも動かない。
『さて、あと十秒か……』
 アンカーガンのワイヤーを伝い、キャロのすぐ横に音もなく降り立つトロン。

『……九』
 黒姫とキャロ。ふたりを倒したはずなのに、トロンは何故かカウントダウンを続ける。

『……八』
 トロンの背後から、気を失っていたと思った黒姫が、太刀を振りかざし襲いかかる。

『……七』
 トロンめがけて、裂帛の気合いとともに、怪しく輝く刃が振り下ろされる。

『……六』
 後ろも見ずに大きく後退するトロン。その身体を袈裟掛け断ち切るにするはずの銀線が
虚しく空を切り裂く。

『……五』
 位置をずらされ、ソウルテイカーの装甲に覆われた肩に手首を打ちつけた黒姫が、苦痛
に顔をゆがめる。

『……四』
 トロンは、黒姫の手首の関節を極めると、一気に締め上げる。黒姫の手から、太刀がこ
ぼれ落ちる。

『……三』
 腕に走った激痛から逃れようと、黒姫が身体を浮かす動きに合わせてトロンの身体がわ
ずかに沈み込む。

『……二』
 弧を描きながら床に叩きつけられる黒姫。その落下点にはキャロがおり、ふたり仲良く
苦鳴をあげる。

『……一』
 ふたりの顔の前に、真紅の輝きを放つビームソードが、ゆっくりとした動きで近づいて
くる。ふたりの『ひっ!?』という短い悲鳴が聞こえた。

『……さて、背景ズのおふたりさん』
 ゆっくりとした動作で、トロンが陽子たちの方に顔を上げる。
『まだ──続ける?』
 黒姫の背中に足を乗せたまま、静かに尋ねるトロン。

 そのあまりのサタン面に、陽子と唯は一瞬顔を見合わせると、ふたりそろって首を振り
ながら両手を上げた。

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武装神姫 クロスロード 第3話

   
                武装神姫 クロスロード

           第3話    「再始動?」

「ちょ、ちょっとトロン、いいの? あんた……」
「マジかトロン? いよっしゃあ────っ!」
 あたしの言葉を遮るように、陽子がガッツポーズをとりながら背後を振り向く。
「トロンが心変わりしないうちにバトルの用意だ。黒姫!」
『おう、まかせとけ陽子!』
「ちょっと、ふたりとも──きゃあっ?」
 やる気満々の陽子たち。間に入ってふたりを落ち着かせようとした唯の襟首を掴むと、
有無を言わせず二階へと続くエスカレーターに向かっていく。キャロが慌ててみんなの後
を追う。
「……どういう心境の変化よ?」
 ズルズルと引きずられていく唯を見送りながら、あたしはトロンに話しかける。
『別二。 暇つぶしにはいいかナ、と思っただけサ』
「……あんたがそう言うならあたしはかまわないけど……ところで武装はどうする気よ? 
素手で闘る気なの?」
 トロンに何か魂胆があるのは見え見えだが、あたしはあえて現実的な問題の方を提示し
てみた。
『あア、その事? ソウルテイカーならリンのバッグに入ってるヨ』
 気にした様子もみせず、シレッと答えるトロン。慌ててバッグの中を探してみると、ソ
ウルテイカーをおさめた小さなケースが顔をのぞかせる。
「あんた、いつの間に……」
『さァ、あんまり挑戦者を待たせても悪いしネ、そろそろ行こうヨ』
 あたしの問いに答えることなく二階を指さすトロン。あたしは陽子たちを追って歩きだ
した。
                      ※

 トロンが最後ここでに戦ってから、まだひと月くらいしかたっていなかった。それなの
に、シュミレーターのあるフロアーに来るのはずいぶんひさしぶりな気がした。

そんなことを考えながら、二階に一歩足を踏み入れたとたん、周りの空気が一変する。
まるであたしを取り囲むようにできた人の輪に眉を寄せるが、しばらくすると、かすかな
ささやき声が聞こえてきた。

「おい、来たぞ!」
「あの娘が噂の?」
「ああ。あの小柄な身体。ここに来る前に、軽く人ひとり殺ってきました、と言わんばか
りの鋭い目! 間違いない。伝説の“ランドセルの似合う女子高生”……ひっ!?」




   ─── なんなら、お前等も始末してやろうか? ───



 本職の人も顔色たらしめんばかりの殺意のこもったあたしのメンチに、辺りが水を打っ
たような静けさにおおわれる。
『フッ、愚民どもメ、ようやくリンを崇め奉りはじめたようだナ……計画どお……GuEEE
EEEE!?』
「……お前が広めたのか?」
 得意気に辺りをへい睨するトロンを、あたしは力一杯握りしめた。
「落ち着け隣! トロンを握りつぶすなら黒姫とのバトルが終わってからにしろ!」
 必死にあたしをとりなそうとする陽子。いつもなら、それタイミングが違う! とツッ
コむところだが、頭に血が上ったあたしは気がつかない。
「わたしにまかせて、陽子」
 めずらしく、自ら進んで出てきた唯が、あたしの耳に唇を近づけると、ささやくように
つぶやいた。
「隣ちゃん……“出入り禁止”」
「はうっ!?」
 その一言は、絶大な効果を発揮した。まるで落雷に打たれたかのように、あたしの身体
が硬直する。思わずゆるんだ手からこぼれ落ちるトロンを、陽子が慌ててキャッチする。
「ふう、まったく。いいじゃねぇかよあだ名のひとつやふたつ。どうせもうすぐ“暴走女子高生”
とか呼ばれるんだしよ」
「“鬼関車トーナリ”とか呼ばれたり……」
「ぶっ、あはははっ! それいい、サイコーッ!」
 おずおずとあたしのあだ名を披露する唯に、陽子が腹を抱えて同意する。

              ああっ、憎しみで人を殺してぇ……

                        ※

「ふう。……で、用意はできてるの、トロン?」
 あたしは、シュミレーターに備え付けられているシートに乱暴に腰掛けながらトロンに
尋ねた。背後で陽子たちの安堵のため息が聞こえる。
『こっちはいつでも準備OKだよ』
 あたしたちがドタバタやってる間に、ソウルテイカーを装備したトロンが屈伸をしなが
ら答える。少しハスキーな声も、金色の瞳もずいぶんとご無沙汰していたように感じる。
『いよっしゃ! まずはおれとバトルだ、トロン!』
 黒姫が両の拳を打ち鳴らし、大声をあげる。
『はぁ? 何、寝ぼけたこと言ってんの、キミ?』
『それはお前のことだろ? この寝ぼけ悪魔!』
 眉を寄せながら、冷めた目で黒姫に問いかけるトロン。間髪入れずに黒姫がツッコむ。

             うん、今のツッコミ、いいタイミングね。

『ふん。お前、勝つには勝ったけど、レスティーアにボロボロにされたって陽子から聞い
てるぞ?』
 にわかにトロンの顔色が変わる。
『ふっ。ど、どこでそんなガセネタ仕入れてきたんだか──黒姫、ボクはあのレスPを三
秒で葬った神姫なんだよ?』
 自慢げに指を立ててみせるトロン。

   いや、そんな事実ないし……それ以前に、あんたが立ててる指の数は四本だ!

 内心、かなり動揺していたのか、キャロにも同じことを指摘されたトロンが、慌てて指
を一本折り畳む。
 引っ込みがつかなくなったのか、延々と対レスティーア戦で、いかに自分が優秀な神姫
かを語り出すトロン。指一本でレスティーアを吹き飛ばしたとか、ドリーム入りまくった武勇
伝は、レスティーアがこの場にいたら流血の惨劇は必至というレベルの代物であり、聞い
てるあたしが居たたまれない気持ちになるほどイタい内容だった。 
『ま、そういうわけでね。一対一じゃ勝負にならない。ふたりががりで掛かってきなよ』
 キャロをあごで指しながら不適に笑うトロン。アクセスポッドの方に足早に歩いていく。
『なっ?』
 トロンのからかうような口調に、キャロが気色ばむ。
「……ふ、ふざけやがって! 黒姫、かまわねぇ、トロンのヤツをギッタンギッタンにし
てやれ!!」
「お、落ち着いて陽子! 隣ちゃん?」
 顔を朱に染め、いきり立つ陽子。唯は陽子を押さえながら、すがるような目であたしを
見ている。でも、あたしは大きく両腕を広げ、肩をすくめることしかできなかった。
「ごめん、陽子。トロンの暴言はあたしからも謝る。でも、あいつ何か考えがあるみたい
なんだ。できれば今回はトロンの条件でバトルをしてくれないかな?」
 陽子はカッとしやすいが、あたしほど喧嘩っ早いわけじゃない。あたしの言葉に真摯さ
を感じたのか、しばらくトロンを睨みつけていたが、やがて大きく息を吐くとうなずいて
くれた。
「でも、それでいいの、隣ちゃん?」
 心配そうな顔する唯に、あたしは微笑んでみせる。
「うん……それと黒姫、キャロ。あんたたちも遠慮なくトロンのヤツをけちょんけちょん
にしてやって、あたしが許す!」
『いいんだな?』
 不機嫌さを隠そうともせず、あたしをやぶにらみで見る黒姫。あたしが歯を見せて笑う
と、キャロと顔を見合わせ頷き、アクセスポッドに向かう。 
          
                         ※

『ありがと、リン』
「もう、あんたの尻拭いは御免だからね!」
 アクセスポッドに横たわりながら話しかけてくるトロンにあたしは語気荒く答える。
「それにしても、二対一なんてちょっとうぬぼれが過ぎてるんじゃないの?」
 あたしは最大の疑問をトロンに投げかける。黒姫とキャロは戦闘経験はほとんどないと
はいっても、最新鋭の神姫だ。基本性能は段違いに向こうの方が上のはずだった。
『ま、それに関しては、バトルの結果を見てから言ってよ』
 あたしの心配をよそに、ポッドが完全に閉まる前に、トロンはウィンクしながらそう言
った。

             










           ───  WINENR 黒姫&キャロ ───














「……で、この結果に対して、どんな説明をしてもらえるのかしら?」
 頭上に燦然と輝く戦闘結果と、目の前で手を取り合いながら喜びを露わにしている黒姫
たちを交互に見ながら、あたしは地を這うような声でトロンに話しかけた。
『……ま、まあ、アレだよ! 勝っても負けても、戦う神姫たちの姿って美しいよね? リン
もそう思うでしょう?』
 あたしは、揉み手をしながら営業用スマイルを浮かべるトロンを黙って見つめていたが、
大きくため息をつくと、吐き捨てるように言い放った。
「……そうね。そう思う」
『だ、だったらさあ……』
 ホッとしたように相づちを打つトロンの言葉を、あたしは鋭く遮る。
「あんたが“全力”で戦ったのなら、どんな結果でもあたしは文句なんて言わない!」
 あたしを見上げるトロンの顔が、瞬時に強ばる。
『えっと。な、何の事……かな?』
 頬を掻きながら目をそらすトロン。あたしが歯を剥きだして威嚇すると、バツが悪そう
に顔を背ける。
 そう。トロンが全力で戦ったのなら、あたしは何も言うつもりはなかった。でも、今の
トロンのバトルは憤飯モノだった。序盤は完全な受け身に回り、トロンは黒姫たちの攻撃
を慎重に回避し続けた。
 それは、あたしを感嘆させるほど見事な動きだった。さすがにトロンも場数を踏んでき
ただけのことはあり、このままいけば数の劣勢を補い、トロンお得意の老獪さで黒姫たち
の冷静さを失わせ、一気に勝負を決められる! あたしはそう踏んでいた。
 ところが、事も有ろうにトロンのヤツは、挑発を続け怒りに我を忘れた黒姫たちの起死
回生の必殺の一撃をまともに受けたのだ。
 キャロのレーザーライフルの放った一撃に宙天高く舞い、まったく無防備なまま、黒姫
の大太刀<グリーヴァ>の一閃がトロンの身体を切り裂いた。

 端から見れば、トロンがわざと負けたのに気づかなかったかもしれない。でも、あたし
の目はごまかせない。

「……そんなに、バトルを申し込まれるのがイヤだったの?」
 まだ怒りは収まらなかったけど、自分でも驚くぐらい静かな問いかけにトロンが顔を上
げる。
『えっ? リン、気づいてたの?』
 意表を突かれたのか、金色の瞳を大きく見開きあたしを見上げるトロンに、あたしはう
なずいた。

 やっぱり、トロンはレスティーアとの再戦までよけいな戦いをさけるために、あんな手
抜きのバトルをやったんだ……みんなから呆れられるように。

「そういう考えがあるんなら、ちゃんとあたしに相談しなさいよ! バトルやるのだって
タダじゃないんだからね!」
『……そうだね。リンにとって、へそのゴマに火を灯す思いで用意したお金だもんね』
 トロンの憐れむような口調に、あたしはかっとなって反論する。
「へそに火ぃつけてどーすんのよ? それを言うなら爪でしょ! それに……」
「いや~~~~、なかなかいいバトルだったよな、と・な・り君!」
 あたしたちの会話を断ち切るように、陽子が上機嫌で歩いてくる。あたしはそんな陽子
に、愛想笑いを浮かべるしかできなかった。
「まあ、今回はこっちの完敗ね。でも次は……」
『次? 次なんてやるだけ無駄さ。トロンの野郎の実力は、もう見切ったぜ!』
 あたしの言葉を遮りながら、黒姫が鼻息荒く言い切る。
「よく言った、黒姫! まあ、トロンがこの程度じゃレスティーアの実力も知れたもんだ
よな? これならこの間のトーナメント、おれたちも出場すればよかったぜ!」
 そう言いながら高笑いを始める陽子。とんでもなく天狗になりつつある陽子の袖を、
唯が慌てて引っ張るが、本人はまるで気づいた素振りもみせない。
 トロンのことならいざ知らず、レスティーアまで軽んじるような口調の陽子に、あたし
はさすがに眉をひそめたが、口を開く前にあたしの耳にかすかな音が響いた。
 それは、うつむいたままのトロンの口元から聞こえる歯軋りの音だった。
『……リン。キミが貧乏なのはわかってるけど、ボクにもう一度チャンスをくれないかな
?』
「だ、誰が貧乏よ? これでもあたしン家は中の下くらいの生活は……」
『お願いだ、リン!』
 拳を震わせながら、あたしの言葉をトロンが遮る。



                  自分でボケてきたくせに!



    とりあえず、心の中でツッコミを終え、あたしは視線を陽子へと移した。

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AK-GARDEN【4】からの帰還!

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さてさて、前回の記事で予告した通り、昨日いってまいりましたAK-GARDEN【4】!

開催場所は、ドールショウの行われた東京都立産業貿易センター。

逸る心を抑えつつ、足早に会場である4階展示室に向かいます。入り口で、入場券代わりのパンフを購入しさっそく場内にGO!


                 「こ、こいつぁ、すげぇッ!」


まず、口をついて出そうになったセリフがコレ。

目の前には、様々なミニチュアが所狭しと置かれています。慌ててパンフをしまい込み、さっそく物色開始!
精巧なミニチュア群に、驚いたり感心しながら移動しますが半分ほど見て回った時点でひとつ疑問がわいてきました。


                あれっ、ミニチュアしかない?

そう、なぜか右を向いても左を向いても目に映るのはミニチュアばかり……。
「奥の方のスペースに布服関係が集中しているのかな?」と考え、とりあえず会場内を一周します。

が、行けども行けども机の上を飾り立てているのはミニチュアのみ!

さすがにニブイ私でも、何か予期せぬ事態が起こっているのを感じ、慌ててパンフをとりだし確認してみました。







  第15回 東京インターナショナルミニチュアショウ







パンフには、誇らしげに上記の文字が……。


                 ハハ、またやっちまった……。

そうです。どうやら会場を間違えたみたいなんです(泣)。

念のため、受付のお姉さん(若干、誇張アリ)に聞いてみたところ、どうやらAK-GARDENは、隣の会場で開催されている模様……。

そりゃないぜ、セニョリータ!

いや、うすうす変だとは思ってたんですよ。事前に調べた時には、入場料は1000円だったのに、ここでは1500円とられましたからね……。
でも、エレベーターを降りて、目の前に会場があったら、だれでも入りますよね? ね?

とりあえず、悪質なブービートラップ(?)にかかったことを悔やみつつ、会場入り口でふたたび1000円を払いつつ入場しました(泣)。

では、会場内で撮影した写真の数々を紹介いたします!
















……と、いいたいところなんですが…………スミマセン。また写真ないんデス……。
いえね、今回こそは是が非にでも! と思ったんですが、やっぱり声をかけずらくて──写真とれませんでした……。

ホント、チキンな、わ・た・し! ……(ハア)。

といっても、前回のドールショウの時は手ぶらでしたが、今回はいくつか収穫がありましたので、そこらへんの(誰得?)レビューをしたいと思います。


                            ※

シロ「では、まずミニチュアショウで手に入れたブツから紹介を」

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シロ『「ケーシニーフローラ」様で手に入れた、ブツ、ワイングラスです!』

マルガリータ『へぇ、きれいね、これ?』

シロ『だろ? パッとみではよくわからいだろうけど、市販品と比べると厚みがぜんぜん違う!』

マルガリータ『うん、うん。 確かに……』

シロ『ほかにもこういった品を扱っているディーラーさんはいたけど、ここのは出来のよさに加えて、お求めやすいプライスだったので買ってしまった……』

マルガリータ『いいじゃない、べつに? それよりさ、さっそくこれで何か飲みたいんだけどなんかない?』

シロ『飲み物? う~んそうだなぁ…………あっ、醤油ならあるぞ?』

マルガリータ『ンなもん、飲めるか───────────────ッ!!』

シロ『痛てて、いきなり殴ることないだろ? ほんとに乱暴なヤツだな……』

マルガリータ『自業自得だ!!』

シロ『ハア、……ほら、これやるから機嫌治せよ?』

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マルガリータ『うわぁ、何これ? おいしそ────ッ!』

シロ『だろ? これは「久保多鶴&鹿田香津代」様のところで買ったパフェだ』

マルガリータ『それより、スプーンどこ? スプーン!?』

シロ『(……人の話きいてねーな、コイツ)そういや、スプーン買ってなかったな?』

マルガリータ『スプーンもなしに、どうやって食べるのよ、バカ!!』

シロ『しょうがねぇなぁ……おっ? じゃあ、コレを代わりに……』

マルガリータ『しゃもじでパフェが喰えるか────────ッ!!』

シロ『痛ぇーなぁ、まったく! じゃあ、食べ物系はひとまずやめて次いくか?』

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シロ『これは「JDA」様で買った扇子です!』

マルガリータ『じぇーでぃーえー?』

シロ『たぶん、日本ドールハウス協会の略だと思う』

マルガリータ『へぇ。そうなんだ?』

シロ『と、書いてあった!』

マルガリータ『……ヲイ!』

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マルガリータ『でも、きれいね。この扇子』

シロ『まあ、神姫が使うには少々大きい気もするけどな。……ちょっと持ってみろよ?』

マルガリータ『えっ!? う~ん、でも、いま手がふさがってるし……』

シロ『パフェをどっかに置けばいいだろ!?』

マルガリータ『いやだッ!!!』

シロ『……ハァ』

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シロ『(気を取り直して……)お次も、「JDA」様で買ったブツ、あんどん&ミニチュア用照明セットです!』

マルガリータ『……ナニコレ?』

シロ『何って…お前、あんどん知らんのか?』

マルガリータ『あんどんぐらい知ってるわよ! あたしが聞いてるのは、なんでここであんどんが出てくるのかってことよ!!』

シロ『ふっ、甘いな、マルガリータ。これをただのあんどんだと思うなよ?』

マルガリータ『まさか──MSにでも変形すんの?』

シロ『……いや、さすがにそれはないです……』

マルガリータ『なぁんだ、つまんないの!』

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シロ『……お前なぁ、そうはいうけど、見てみろ、この出来のよさを』

マルガリータ『まぁ、たしかにいい仕事してるわね』

シロ『しかも、それだけではないぞマルガリータ。いっしょに買った照明セットを使うことによって……』

マルガリータ『!?』

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シロ『ナントッ! 光るンですッ!!』

マルガリータ『……………………………』

シロ『ん? なんだ、そのリアクションは?』

マルガリータ『いや、どうツッコんでよいのやら分からなくなって……』

シロ『へんやヤツだな? だがな、オレはいまある悩みをかかえているんだ』

マルガリータ『ハァ、サヨウデスカ?』

シロ『じつはこの照明セット、どうやら一度に6ヶ所を光らせることができるらしいのだが……』

マルガリータ『?』

シロ『つまりだな。このセットをフルに活用するためには、あんどんをあと5個買わねばならぬということなのだが……ひょっとして、オレはディーラーさんの策略にのってしまったのか?』

マルガリータ『……あんどん以外を光らせるという選択肢はないわけ?』

シロ『…………さア、続いテ逝ってみまショウッ!!』

マルガリータ(逃げたな、このヤロー!)

シロ『ここからは、AK-GARDENで購入した品物の紹介です。……といっても、二つだけなんだけどね……』

マルガリータ『少なッ!』

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シロ『まずは「LOVE SHOCK DROP」様で買ったコレ!』

マルガリータ『っわぁあああ! 可愛いッ! ね、ねぇ、さっそくこれ着てもいい?』

シロ『す、すまん、マルガリータ。じつはコレ、お前用じゃないんだ……』

マルガリータ『な、何よそれ……ハッ!? あんた、あたしというものがありながら、まさか他所で女(神姫)でも作ったの?』

シロ『ち、ちがうって! これはガーネット用に……』

マルガリータ『ガーネット? ガーネットって、あのヘンな紅緒?』

シロ『そうそう(ガーネットが聞いたら怒るなこりゃあ…)。ようやくイメージに近い服がみつかったものでGETしたわけだ!』

マルガリータ『……あたしの分は買ってくれなかったくせに……』

シロ『いや、この時点で軍資金がほとんど底をついててだな……分かったよ。ガーネットの製作はもう少し先になるだろうから、それまでお前専用でいいよ!』

マルガリータ『わぁあああああいっ!』

シロ『……ハァ!』

マルガリータ『そういやあんた、このAKナントカでもう一つ買い物したんでしょう? 何を買ったの?』

シロ『え? 武器だよ武器!』

マルガリータ『武器?』

シロ『ああ、このAK-GARDENのウリのひとつが神姫サイズのミニチュアの販売っていうのでな』

マルガリータ『うん、うん、それで?』

シロ『ドールショウの時はあんまり目につかなかったんだが、今回はやたらたくさんの作品が展示されてたもんで、迷った末に1個買ってみたわけだ』

マルガリータ『で、何を買ったわけ?』

シロ『「YSK」様のところで売ってた、コレ!』

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マルガリータ『……ねえ、ひとつ、聞いてもいい?』

シロ『どうした、あらたまって?』

マルガリータ『武器って……みんなこんな感じのヤツばったかりだったの?』

シロ『いや、実在の武器のダウンサイズ物からオリジナル武装まで目移りするほどたくさんあったぞ』

マルガリータ『で、その中からこれを選んだ理由は……何?』

シロ『そりゃあ、これが伝説の逸品だからさ』

マルガリータ『伝説?』

シロ『ふふ、まだ気づかんとは……コレを見よ!』

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マルガリータ『………………』

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シロ『いやー、行ってよかったわ、AK-GARDEN!』

マルガリータ『……ダメだ、こりゃあ……』

                           ※






え~、いかがでしたか、今回のレビュー。
チョイスの仕方に少々問題があったかかもしれませんが、少しでも見た方の参考に、って、え? ダメ?

                ……そりゃあ、ごもっとも(汗)


じつは、今回買い込んだ品々は記事用のネタで購入したわけではなく、ブログ内の寸劇用に以前からさがしていた小道具だったりします。
これらが見つかっただけでも、今回のイベントは行った甲斐がありました。



さて、総括ですが、まずAK-GARDEN。
前に行ったドールショウとくらべて、イベントに使用するスペースがかなり小さく、正直なところあまり期待はしていませんでした。
ところが、今回出品されていた品々はほとんどが神姫サイズのため、たいへん内容の濃いものでした。
惜しむらくは、私の勘違いで会場入りしたのがかなり遅かったため(午後2時は軽く超えてました……)、かなりの品が完売状態になっていたということでしょうか(涙)。

そして、もう一つのイベント、東京インターナショナルミニチュアショウ。
記事では、ちょっとこき下ろすような書き方をしてしまいましたが、間違ったとはいえこのイベントに参加できたのは私にとっては「嬉しい誤算」というやつした。
ディーラーのみなさんの作品は、ほんとうに見事なものばかりですし、よくもこれほど小スケールの物を作れるものだと感心しっぱなしでした。
じつは、会場にいた時間もこちらの方が圧倒的に長かったりします(笑)。

そして、記事にはしませんでしたが、下のフロアーでもドール関係のイベントが開かれていました。
こちらは参加無料でしたので、帰りに寄ってみましたがアンティーク系を思わせるドールや衣装に、しばし見入ってしまいました。

私見ですが、私はドールというのをある種一般受けしない特殊な趣味と考えていました。ところが、この3か所で行われたイベントに老若男女様々な人たちが参加しており、ほんとうにみなさん楽しそうでした。
これを見て、自分の考えの了見の狭さを再認識した次第です。

せっかく楽しみも分ってきたこれらのイベント。次回も是非参加したいですね。



では!

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いざッ!  出陣ッ!!



               ……本日の天候、晴れのち曇り


                最低気温20度…最高気温28度


                   降水確率10パーセント


                    洗濯指数80~100


                   花粉情報…本日は、少な目




               

                     ……機は熟せり!


                       いざ、いかん!!






              AK-GARDENへッ!!!

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尾櫃ッ!!

いきなりなんですが、「オビツ製作所」という名をご存知でしょうか?

オビツ製作所は、ドール関連の商品の開発、販売を手がけており、この業界ではその名を知らない人はいないのではないか、といえるほどの大手メーカーです。

ここで、「おっ、なんだ? シロのヤツもついにドールに手を染める気になったのか?」と思った方……大ハズレです!
いままで黙ってましたが、このジャンルにいえば、ことに私の両手は真っ赤に染まっています(ヤな表現……)。

今回、オビツを記事にしたのはドール関係ではありません。同社が販売している「オビツエフェクト」についてちょっと語りたいと思ったからです。
じつはこの商品、販売されてからけっこう経つんですが、やはりfigmaやロボット魂等のシリーズと比べるとちょっと地味な感じがしていままで手が出ませんでした。

オビツエフェクトは、その名の通りのエフェクトパーツで、現在、三種類が発売されています。
「ズサー」や「ブバー」といった分かりやすいんだか分かりずらいんだかよう分からん名前が特徴(笑)です。
上の二点は、踏ん張った時や衝撃波を表現するためのモノだと思うんですが、三番目に売り出された「ゴワォン」(あいかわらず、奇抜なネーミング……)が、私の気を引きました。

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これも衝撃波をイメージしてるようですが、はじめて見た時はたいして興味もわかなかったのですが、どうやらこのエフェクト、複数連結させて使うようなのです。

なんだかおもしろそうなので、集めようとしたのですが……この「ゴワォン」、結構人気があるのか店頭にもあまりおいてなく、悪鬼覇薔薇などに行った際に発見してはコツコツと集めていましたが、ようやく数もそろい、今回の紹介と相成りました。

エフェクトの被検体は、マイ神姫ワールド髄一のパワーファイターにして、現在絶賛放置…ゲフン、ゲフン! 修理中のナバトにお願いすることにしました。

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やはり単体で使うよりも、複数使ったほうがいいカンジです。

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さらに、配置の仕方や数を増やすことで……

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このように動きのある(?)場面も作れます。
いや~、このエフェクト、けっこう使えるかも?

しかも「ゴワォン」の楽しみ方はこれだけではありません。

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数がそろって気がついたのですが、ほんらいこれが「ゴワォン」の正しい姿なのかもしれません(汗)。
なんかカッコイイですよね、コレ?

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真ん中に私のアバターを置いても、それなりに見える…カナ?

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「うぉおおおおおおおおおおっ!」

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「はぁああああああああああッ!!!」


なんか、戦闘力が一気に30万ぐらい上がったような錯覚に陥りますね(笑)。

今回は「ゴールド」を使いましたが、このシリーズ、「レッド」「ブルー」「ゴールド」とカラーバリエーションも豊富です、使い方しだいでは、もっと楽しめそうな感じです。



このオビツエフェクト、げんざいは三種類だけの発売ですが、この先もあらたなエフェクトを出してほしいですね。


では!

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