神姫者の巣

神姫好きの、また~りとしたブログ

武装神姫 クロスロード 第26話


                   武装神姫クロスロード

                第26話 「元凶」


 あたしはひとりで繁華街を歩いていた。ここ数日で、あたしを取り巻いていた環境は激
変していた。
 自分ではそれを受け入れたつもりだし覚悟もしている。でも、話があまりにも大きくな
り、考えをまとめる時間がほしかったからだった。
 こんな風に辺りを散策するのが久しぶりだった。でも、なぜか周囲の風景が妙に色あせ
て見えた。
 それは、つい数日前まで知らなかった世界を垣間見たせいなのだろうか。
 いや、ここ数年で増加の傾向にあった神姫を使用した犯罪の数々は連日のようにテレビ
やニュースを騒がせていた。

 自分は何も知らなかっただけ──ううん、知ろうとせず、ただ目を閉じ、耳を塞いでいた
だけなのではないだろうか?

 そんな考えが、あたしの心に影を落としていた。

「おじょうさん、落ちましたよ?」
 あてどなく歩いていたあたしを、突然鼻にかかった声が呼び止める。
 いぶかしげに振り向くと、小粋なスーツを着こなし、とても実用的にはみえない小さな
丸めがねを鼻の上に載せた長身の男が、にこやかにあたしを見つめている。
「……あたしのじゃありません」
 差し出された男の手元を一瞥すると、不快さを隠そうともせず歩き出す。


どこの世界にキュー〇ー人形なんか落としてくヤツがいるのよ!


 こんな大変な事件が起きているのに、こんなチャランポランなやつもいる。
 こみ上げてくる怒りを抑えて、男から足早に立ち去ろうとするが、そんなあたしの心情
を無視するかのように背中から軽薄そうな声がついてくる。
「いや~、会心の出来のつもりだったんですけど、見事にすべっちゃいましたね~」
 どこがよ? と、あたしは心のなかで反射的にツッコんでいた。怒りのボルテージが上
昇するあたしの背後から、なんとも脳天気な声がかけられる。
「いい天気ですし、よろしければ私とお茶などいかがですか?」

       いい天気? これからあんたの血の雨がふるっていうのに?

 立ち止まったあたしはこぶしを握りしめわなわなと震えるが、そんなあたしの怒りは男
の声に四散する。
「あなたにとっても有意義な時間になると思いますよ? 一ノ瀬……隣さん」
 慇懃無礼な男の声に、強烈な毒を感じたあたしはゆっくりと振り返る。
「あなた……だれです?」
 男はかすかに唇を吊り上げ、芝居がかった仕草で頭を下げる。
「はじめまして。私、片桐と申します」

 あたしは、すべての元凶を無言でみあげながら、わずかに目を細めた。

                        ※

「……お茶……ねぇ」
 あたしのつぶやきを聞きながら、片桐と名乗った男は、自動販売機から拾い上げた缶を
手渡してきた。
「あれ? ジュースのほうが好きでした?」
 不思議そうな顔の男を、真っ正面からにらみつける。
「……いえ、お茶に誘うって、こんなところでお茶する事なんだって……そう思っただけ
です」
 嫌味をたっぷりと込めてそうつぶやくと、男の差し出すお茶を受け取る。
「ああ、普通はこんな感じですよ。まあ、一ノ瀬さんはナンパされるの初めてのようです
から、ご存じないんでしょうけど」
「……よけいなお世話だ……」
 手の中で、ひしゃげていく缶の音を聞きながら、今にも吹き出さんばかりの憤怒のマグ
マをなんとか押さえながら、押し殺すようにつぶやく。

 そりゃあ、たしかにナンパ(なのか?)なんかされたのは生まれてはじめてだったけど、
いくらなんでもこんな人気のない薄汚れた路地裏なんかに誘い込むのがナンパと違うこと
ぐらいわかるっつーの!

「で、話ってなんです?」
 あまり汚れてない場所を選び、いまにも崩れそうな雑居ビルの壁に背をつけると、目の
前の男に射るような視線を送った。
 片桐はあたしの視線から逃げるように横にくると、同じように壁に背をつけ缶コーヒー
を一気にあおった。
 あたしはしばらく男を睨んでいたが、小さなため息をつくと缶に口をつけた。
「一ノ瀬 隣」
 いきなり話し始めた片桐を、怪訝な表情で見上げる。だが片桐はあたしの視線を気にし
た素振りも見せず、話を続ける。
「都内の女子高校に通う17歳。性格は真面目一辺倒で、曲がったことを何よりも嫌う」
 ここまで話すと片桐はコーヒーを一気にあおり、空になった缶を自販機横のゴミ箱めが
けて投げつけた。缶は壁にぶつかると、あらぬ方向に転がっていった。
「あらら、外れてしまいましたね。まあ、それよ……?」
 照れ笑いを浮かべる片桐は、いきなり歩きだしたあたしをいぶかしげに見ている。
 片桐の視線を背に受けたまま、あたしはそのまま進むと、地面に落ちている空き缶を無
言で拾い上げ、ゴミ箱に放り込んだ。
 背後で苦笑が漏れる。
「やれやれ、本当に真面目な人で……」
「お茶、ごちそうさま。他に用もないみたいですし、もう帰ります」
 もう興味がないと言わんばかりに背を向け歩き始めるあたしの行く手を、慌てた様子で
片桐が遮る。
「せっかちな方ですね。アイギスからの報告通りですが」
「アイギス?」
 苦笑を浮かべる片桐の声に聞き覚えがあり、あたしは歩みを止める。そしてその名が、
レスティーアと因縁浅からぬ使徒の名であると思い出す。
「やっぱり、あなたがリベルターたちを巻き込んだ……」
 そう言いながら、振り向き片桐を見上げる。
「ようやく話を聞いていただけるようですね。実は私、あなたがたに大変興味をもちまし
てね」
「興味?」
 目の前の男の軽薄そのものような話し方に、悪寒が走るのを我慢する。

               うう、トリハダ立ってきた。

「ええ、私の自信作である使徒を打ち破った神姫と、そのマスターにね」
 そこまで話し、ちらりとあたしを見る片桐。でも、当の本人が一言も発せず自身を睨み
つけてるのに気づくと肩をすくめて話を続ける。
「正直、アイギスから話を聞いたときには自分の耳を疑いました。聞けば、使徒を破壊し
たのはノーマルのストラーフタイプの神姫。しかも、そのマスターもまったくのド素人と
か。私はショックのあまり、目眩を覚えましたよ」
「 ……じゃあ、遠慮なくその辺で横になったらどうですか? なんならあたしが手伝い
ますよ?」
 なんのつもりか、額に手を当てよろめく片桐に、あたしは指を鳴らしながら、ひときわ
異臭を放つゴミ袋がうず高く積まれた場所をあごで示した。
 あたしの示す方を見て、片桐はぎょっとした表情になる。
「いえいえ、ご心配にはおよびませんよ」
 唇の端をひきつらせながら、片桐は首を振る。
 これ以上与多話しを続けるなら、「実行に移す!」とあたしの目が語っているのに気づ
くと、慌てた様子になる。
「こほん。では、本題に入りますが……実は今度催されるパーティーに、ぜひ一ノ瀬さん
にも参加していただきたいのですよ」
 いくらあたしが頭よくなくたって、こんな場面に似つかわしくないこの単語が、何を意
味するかぐらいすぐにわかった。
「パーティー? あんた、正気なの?」
「ええ、もちろん。私はいたって正常ですよ」
 噛みしめた歯の間から押し殺すようにつぶやくあたしに、片桐は即答する。
 予想はしてたけど、一句一語違わぬ回答を耳にした時、あたしは肌の色が変わるほどこ
ぶしを握りしめていた
「なるほど……でも、いろいろとあたしの事を調べたみたいですけどひとつ忘れていませ
んか、片桐さん? あたしがこの場であなたを叩きのめして警察に送り届ければ、そんな
馬鹿げたパーティーを開く必要もないと思うんですけど?」

 自分でも、みるみる身体が冷たくなっていくのを感じる。そう、怒りが限界を突破して
しまった時の、あの感じ……

 あたしは片桐の返事も待たず、音もなく前進する。
「な、なるほど、それも一理ありますね……ですが、少し落ち着いた方が賢明だと思いま
すよ」
 青ざめながら後ずさりを始める片桐。その動きに合わせてあたしの動きも止まってしま
った。
 もちろん、片桐の言葉を真に受けたわけじゃない。

                   こ、この気配!

「ふう。あなたのことは充分知っていると言ったはずですよ。私がなんの備えもなく、武
術の達人であるあなたの前に立つと思いましたか?」

 いくら頭に血が上っていたとは言え、背後から感じる明確な殺意に気づかなかったなん
て。

 内心歯噛みをしながら、左後方から針にように鋭い殺気を放つ存在を横目で追った。視
界の端に、あの夜、トロンが戦った使徒に似た姿が映った。その手に握られた大型の銃が、
あたしの頭に不動の直線を引いていた。
「攻守逆転ですね。さて、さきほどの返事を聞かせてもらえますか?」
 片桐をにらみつけ、悔しがるあたしを尻目に、意外なところから回答が聞こえた。

『答えは──これさッ!』
 思わず頭上を仰ぎ見るあたしと片桐。いや、上空にいた使徒でさえ驚きの表情を浮かべ
る。
 稟とした声は、使徒のさらに上から聞こえたのだ。
「トロン!? なんであんたがここに?」
 ここにいるはずのないトロンの姿に、あたしは驚く。ソウルテイカーの指先から発生す
るビームソードを構え、逆落としに使徒に襲いかかるトロン。
 だが、使徒は信じられない速度で旋回すると、手にした大型のビームガンをトロンに向
けるが、その銃口が吠える前に数発のビームの光が使徒を襲う。
「ル、ルーシィまで!」
 雑居ビルの非常階段の踊り場から、おっかなびっくり顔を出してこっちを見ているのは、
間違いなくルーシィだった。その手には、この前買ってあげたハンディビームガンが握ら
れている。
 予想外の攻撃にアイギスは舌打ちで答えるが、ルーシィの攻撃を最低限の動きで全てか
わしてしまう。そしてアイギスは、頭上からの影に電光石火の動きで巨大なシールドを振
りかざす。
『何ッ?』
 トロンのビームソードが巨大なシールドに触れたとたん、まばゆい閃光とともに、ソー
ドが拡散してしまう。
『くそ! 電磁フィールド……』
 目を細め、悔しそうな顔になるトロン。バイザー越しでその表情はわからなかったけど、
アイギスはその口元に笑みを浮べると、巨大なシールドをつけたまま軽々と左手を振った
フィールドの力場の助けもあったのだろうが、トロンは弾丸のような勢いで弾き飛ばされ
ると、ビルの壁面に叩きつけられる。
『ト、トロンちゃん! えっ、きゃあああ!?』
 おどろき、踊り場からトロンに話しかけようとしたルーシィに、アイギスは容赦なく銃
撃を加える。ルーシィは頭を抱え奥に引っ込んでしまう。 手にした銃が、そのまま階下
に落ちていく。
「ふむ、こんなものですか……少々かいかぶりすぎましたかね?」
 トロンとルーシィのふたりがかりの攻撃を軽々といなしてしまった使徒の実力に愕然と
していると、背後で片桐の声が聞こえた。そのあまり冷たい感情の欠落した声に、あたし
は振り返った。
 その瞳には、危険なまでの光が宿っている。
「この程度の実力では、パーティーの招待客としては役不足ですね……アイギス!」
 片桐は片手を上げながらつぶやく。それが合図だったのかアイギスは高度を落とすと、
壁にめり込んだままのトロンに銃の照準を合わせる。
 だが、トリガーを引き絞る前に、その銃身に数発のビームが直撃する。限界までエネル
ギーのチャージをすませていたビームガンが、その威力に耐えられず大爆発を起こす。
 爆発に巻き込まれたかと思ったが、アイギスはそれより早くビームガンから手を離すと
爆発の圏外へと後退していた。
 何が起こったのか理解不能状態だったが、反射的に銃撃の来た方を振り向いた。


     そこには、路地に差し込む逆光を背にした、ふたつの人影あった。

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ボクたち ビルドファイターズ① 「阿修羅」

最近自分の中で「ガンダムビルドファイターズ」が熱いです。

もともと「プラモ狂四朗」直撃世代の私としては、シュミレーターを使い自分の作ったプラモ(ガンプラ)を戦わせるというシュチュエ―ションに燃えないわけがありません!

とうぜん、第1話から見て……といいたいところなのですが、じっさい1話、2話と立て続けに録画に失敗し、一時はこの作品に対する興味も一気に失せてしまいました。
いつもなら、このままほっぽっとくところですが、行く先々で「ビルドファイターズ」の記事を目にすることが多々ありました。

「これはひょっとして、ビルドファイターズって自分が思っている以上に面白いのでは?」と思い直し、三度目の正直よろしく録画にチャレンジ!

そして運命のあの話との出会い……そう、第9話「想像の翼」。

ベアッガイⅢ(さん)VSナイトガンダム!

……いきなり濃すぎデス(笑)。

「この作品のバトルって、毎回こんなカンジなの?」と勘違いしてしまいましたよ(笑)。でも、面白かったです。


これ以降は録画も順調に行われ、げんざいでは毎週月曜日を楽しみにしています。


こうなってくると、自分の中で自然とウェイトを増してくるのはガンプラです。
今までは買っても積みプラの山と化し、武装神姫に出会ってからは流用パーツ扱いされてきたガンプラですが、最近は無性にガンプラが作りたくなってきました。




そう、おいどんのプラモスピリット(死語)に火がついたですたいッ!





というわけで、かな~りひさしぶりにガンプラ作りにチャレンジしてみました。






CIMG1706.jpg

名付けて、イナクトカスタム「阿修羅」です!

CIMG1705.jpg

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いきなり濃いですね(笑)。
ほんらいなら、リハビリの意味も含めてビルドファイターズに出てきたガンプラでも作るべきなんでしょうが、あちこちのブログなどでもレビューの類をやってますしね。
いまさらやっても、いったい何番煎じになるのやら……(笑)。

この阿修羅も、ガンプラバトルに出てくるMSという感じで作ってみました。

CIMG1694.jpg

ベースに使用したのはイナクト(アグリッサ型)。それに同じくイナクト(デモカラーVer)とHGマラサイの脚部パーツを流用しました。
ちなみに、手足に使ったイナクトとマラサイの脚部はバラ売りしていたパーツを使いましたので、今回の作品はかなりお安くあがっております(笑)。

CIMG1710.jpg

CIMG1709.jpg

この作品のガンプラバトルで面白いと思ったのは、元のMSの性能はバトルに反映されず、あくまでプラモの出来とファイターの操縦技術がガンプラの強さを決める、という設定でしょうか。

今回作った阿修羅も、この設定にかなり影響を受けています。

CIMG1711.jpg

CIMG1713 - コピー

ひと目見ていただければお分かりになると思いますがこの阿修羅、火器の類はおろかビームサーベルすら装備していないという漢仕様!

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CIMG1715.jpg

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攻撃をかわしつつ対戦相手に肉薄し、3対6本の剛腕で肉弾戦を挑む!

CIMG1721.jpg

CIMG1722.jpg

でも、じつは爪先がクロー状になるので、じっさいは8本腕(?)なんですけどね……。
いかにも中二的なガンプラですが、ファイターがアリー・アル・サーシェスみたいなヤツなら勝てるかも(笑)。

CIMG1724.jpg


神姫ブログなのに、今年初の立体モノがガンプラっていうのは如何なものかと思いますが、やっぱり自分の欲望には忠実に生きないとね!




「ガンダムビルドファイターズ」……この作品は人間ドラマもお気に入りですが、なんといっても最大の魅力は「歴代のMSが、作品の枠を超えて戦う!」、これに尽きるのではないでしょうか?

やっぱりこういうのを見ると胸アツなんですよねぇ。

しばらくこの作品から目が離せそうにありません。

では!

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武装神姫 クロスロード 第25話

                 武装神姫 クロスロード

              第25話 「勝てない理由」



 うなりをあげて接近するガンポッドを、アーンヴァルは紙一重で回避する。
『くっ!』
 手にしたLC3レーザーライフルで狙撃を試みるが、狙いを定めようと長大な砲身を構
えたときには、標的であるはずのガンポッドはアーンヴァルの視界の外に回避してしまっ
た後だった。
 しかも、今度はがら空きになったアーンヴァルの背後めがけて別のガンポッドが砲撃を
はじめる始末。
『きゃああああ!?』
『ほれほれ、どうしたのじゃルーシィとやら。もう少しわらわを楽しませてたもれ?』
 複数のガンポッド<玉面>にかこまれ、空中で右往左往するルーシィ。
 狐姫は、そんなルーシィを見ながら舌なめずりをしている。
『あ、あの、リンさま。わたし……ひぃ!? ど、どうしたらいいんですか?』
 あきらかにおちょくられてるんだろう。顔のすぐそばを通過していった玉面を目で追い
ながら、ルーシィは悲鳴に近い声であたしに懇願してきた。
『とりあえず、ボクならその物干し竿を捨てるのを推奨するね』
 救いの手は、あたしの下──コンソールのあたりから差し伸べられた。
 トロンのアドバイスに、ルーシィはレーザーライフルを投げ捨てると小型の銃アルヴォ
PDW9を取り出し砲撃を加えながら突き進んでくる玉面を紙一重でかわし、振り向きざ
まに狙い打つ。立て続けに閃光が二つあがる。
 攻守逆転。さっきまでのテンパりぶりが嘘のように落ち着きを取り戻したルーシィは、
精密機械のように(まあ、神姫は機械だけど)確実に玉面を打ち落としていく。
「へぇ、ルーシィもやるもんね」 
 一基、また一基と爆散していく玉面を見ながら、あたしは驚きをかくせなかった。
 前にリベルターから、ルーシィは射撃に対してかなり高い能力をもっていると聞かされ
ていたけど、正直ここまでとは思わなかった。

 狐姫はこの店のランキングでは上位に位置するランカーだけど、ひょっとすると……

『ま、このまま押し切れれば御の字だけどね』
 コンソールの上であぐらをかき、腕を組んだままフィールドを凝視していたトロンが、
あたしの思惑を否定するかのようにつぶやく。
「どういう意味よ、それ?」
 トロンは返事の代わりに、一点を指し示す。
 数発の直撃を受けながらも、ルーシィは玉面をやりすごす。一時的に無防備状態になっ
た狐姫めがけてアルヴォの銃口が向けられる。恐怖に息をのみ硬直する狐姫。
 でも、それはルーシィもおなじだった。
 刹那の間、凍り付く時間。でも、先に行動を起こしたのは狐姫の方だった。狐姫は残っ
た四基の玉面を束ねるように集結させると、そのままルーシィめがけて突っ込ませた。
 苛烈な砲撃を繰り出しながら、特攻よろしく自分めがけて迫りくる玉面を間一髪でルー
シィは回避する。
 だが、玉面は反転することもなく、そのまま空の彼方へと飛び去ってしまう。惚けたよ
うな顔で、ルーシィはそれを見送っていた。
「ルーシィ、後ろ後ろッ!」
『へっ?』
 それは一瞬の出来事だった。あたしの声に視線をもどしたルーシィの目と鼻の先に、ニ
ンマリと微笑む狐姫の顔があった。

 状況が理解できずポカンとするルーシィ。狐姫の両腕の鉤爪が身体に食い込んでも、そ
の表情は変わらなかった。

                          ※

 バトルを制し有頂天になってる狐姫と、それを諫めながら立ち去る桜庭さんの背中を見
送ると、あたしは振り返る。
「勝負は時の運。そんなにしょげかえることないでしょう?」
 コンソールの上に正座しながら唇をかみしめるルーシィに、苦笑しながら話しかける。
 いままで神姫バトルにあまり興味をしめさなかったルーシィだけど、リベルターたちの
生い立ちを聞き、トロンとリューネの戦いを目の当たりにしてから人が変わったように神
姫バトルに興味を示すようになった。

           まあ、それはいいんだけど、問題は結果だった。

『でも、十連敗……』
 そう、いまあたしたちの前にたちふさがっている最大の問題は、ルーシィがまるで勝て
ないということだった。
「そんなの気にすることないって! トロンなんて初白星をかざるのにどれだけ大変だっ
たか。ね、トロン?」
『……イヤなこと思い出すね』
 ちょっと例えがアレだったか、トロンは苦虫をかみつぶしたような顔になる。
 ルーシィはパッと顔をあげるが、それがなんの解決にもなってないことに気づき、すぐ
にうなだれてしまう。

 ほんとうは、ルーシィの勝てない理由はあたしもトロンもわかっていた。

                 でも……それは。

『ふぅ』
 長い沈黙の間。それを破ったのは小さなため息だった。
『ねぇ、ルゥ、一つ聞いてもいいかな?』 
 めずらしく、まじめな口調で話しかけてくるトロンを、不思議そうにルーシィは見上げ
ている。
『ルゥは、本気で勝つ気ある?』
 トロンの言葉の意味が理解できなかったのか、惚けたような表情になるルーシィ。でも、
それはわずかなことだった。みるみるルーシィの顔に険しさがにじみでてくる。
『それ、どういう意味? わたし、ふざけてなんかいないよ!』
 ルーシィは顔を真っ赤にしてつめよるが、トロンはそれを両手で制した。
『ルゥが真剣にバトルに挑んでることは、ボクにもわかっているさ。 でも、それならど
うしてさっき、狐姫への攻撃を止めたんだい?』
 トロンの問いに、さっきまでの激情がうそのようにルーシィの動きが止まる。トロンは
そんなルーシィを金色の瞳で見つめていた。
『狐姫とのバトルだけじゃない。その前のバトルでも同じことが何度もあったよね?』
 静かに問いかけるトロン。胸元でかたくにぎりしめられたルーシィの拳が、力なくたれ
さがる。

        そう、“優しさ”。それがルーシィが勝てない理由だった。

 あたしもトロンも、それにはとっくに気づいていた。
 トロンが指摘したように、バトルに挑むルーシィの気概は本物だった。でも、いざ対戦
相手にとどめの一撃をくわえようとすると、きまってルーシィは躊躇してしまう。

          そして、これは戦う者にとっては致命的な弱点だ。

『わたし…わたし』
 トロンに言われて、ルーシィはようやく意識してみたいだった。何度もつぶやきながら
両手を見つめている。
「そうだ。ルーシィ、新しい武器、買ってあげるよ!」
 どんよりとしてきた場の空気を払拭すべく、あたしはパンと両手を打ちならす。
『え? でも……』
 一瞬、パッと顔を輝かすも、すぐにしずみ込むルーシィ。あたしは有無をいわさずルー
シィとトロンを抱き上げると階下へと向かった。

                         ※


 いざ一階にある武器関係のコーナーに足を運んでみたけど、展示されている武器のデー
タなんぞあたしにはチンプンカンプンだった。
 どうしたものかと辺りを見回していると、めずらしく店内を巡回していたリベルターと
はち合わせした。
『では、これなんかどうでしょう?』
 あたしから話を聞き、あごに手を当て思案していたリベルターは、小型のハンディビー
ムガンを差し出した。
「どれどれ? へ~、ルーシィも見てみなよ。すごいよ、コレ!」
『わぁああ!』
 最初はあまり浮かない顔をしていたルーシィだったけど、差しだれたビームガンを見る
やパッと顔を輝かす。
『小型ですが、アーンヴァルのアルヴォPDW9よりも威力、速射性ともに格段に性能は
すぐれているんですよ』
 『よっ!』、『はっ!』、『とぉ!』とかいいながらポーズをとり続けるルーシィを横目で
見ながらリベルターは説明を続ける。
「じゃ、じゃあ、それをもらおうかな?」
 だんだん専門的な内容になるにつれて、お経に苦しむ孫悟空な気分になってきたあたし
はそれから逃避するかのようにリベルターの説明をさえぎった。
『こちら、(税込み)1万9千2百円になります!』
 今の今まで頭をおそっていたはげしい痛みが、引き潮のごとく去っていった。
「へっ!? そ、そんなに高いの?」
『ハイッ! こちら発売されたばかりの最新式ですので』
「いや、あのね。もうちょっとリーズナブルなヤツを……」
『でも、ルーシィはすごく気に入ってるようですよ!』
 あたしのお願いなど聞く耳もたんといわんばかりに遮ると、リベルターはなおも話を続
ける。
『ルーシィったら、あんなにうれしそうに……やっぱり、自分の神姫の求める武器を買っ
てあげるのって、マスター冥利に尽きると思いませんか、隣さん?』


             な、なんか、今日のリベルター怖い!


 はちきれんばかりの営業用スマイルを浮かべるリベルター。でも、その笑みに見え隠れ
する血走った目に気づいたとたん、もはや観念する以外に選択肢がないことを悟ったあた
しだった。

                         ※

『お買い上げありがとうございます! あっ、プレゼントということでリボンつけておき
ましたよ』
「……ありがとう……」
 リベルターから手渡されるや、きれいにラッピングされた包みを破り捨てビームガンを
とりだすルーシィを横目で見ながら、あたしは大きなため息をひとつ付いた。
『今日のギンちゃん、凄腕のやり手ババアみたいだったね?』
 鼻歌を奏で、店の奥へと歩み去っていくリベルターの背を目で追いながら、呆気にとら
れたようにトロンがつぶやく。
「……うん。品物探すときは、もう二度とリベルターには頼まない……」
 あまりの軽さに、手を離したとたん浮かびあがりそうなサイフをしまいながら、あたし
は決意を固めた。
『……でも、このままじゃ、根本的な解決にはならないよ?』
 ビームガンを両手に、まだポーズを付けているルーシィを見ながらトロンが口を開く。
「わかってる。でも今は無理でも、たぶん刻がくればルーシィは自分で決断すると思う」
『根拠は?』
「……カン」


  トロンはしばらくあたしを見上げていたが、小さく肩をすくめるとつぶやいた。


        『リンの野生の勘がそう言うんじゃ、間違いないね』

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武装神姫 クロスロード 第24話

  

                 武装神姫 クロスロード

              第24話 「渦中の男」


「ふう、一時はどうなることかと思ったけど、なんとか丸く収まったみたいね」
 心底安心したというふうに、姫宮先輩が誰にともなくつぶやく。
『そうですな。どうやらグリューネワルトも納得したようですし……』
 先輩の独り言に、律儀に答えるレスティーア。それを見ていたリューネが、やれやれと
いった様子で尻馬に乗ってくる。
『まあ、赤点ギリギリといったところですけどね』
 ソウルテイカーを脱ぎ捨て、素体状態にもどったトロンが気色ばんで立ち上がろうとす
るが、あわててルーシィがうしろから羽交い締めにする。
 ドゥ、ドゥと声をかけなぐさめるルーシィに『ボクは馬か!?』とツッコむトロン。
 ふたりの即席漫才を横目で見ながら苦笑していると、リューネが呆れ顔で横から顔を出
す。
『まったく、トロンさんはバトルよりもお笑いの方に才能があるようですわね』
「おまえだって、人のことはいえないだろう!」
 むっとした顔でリューネをにらみつけるトロン。でも、本人が口を開くより早く、天堂
さんが冷ややかな声で話しかける。リューネは不服そうな顔をする。
『それは、どういう意味でして、恵一郎?』
「リューネだって、賢者型とかいいながら一度も“魔法”をつかったことがないじゃない
か?」
『うっ!? そ、それは……』
 あからさまに狼狽するリューネだが、あたしたちの視線に気づくと、猛然と天堂さんに
くってかかる。
『わ、わたくしだって<杖>があれば、“魔法”の一つや二つ、すぐにご覧に入れてさし
あげましてよ?』
「……杖?」
 リューネの口をついてでた単語を、思わず反芻してしまった。それは、口論を続けてい
た天堂さんの耳に届いたのか、あたしに背を向けたまま律儀に答えてくれた。
「ああ、なんでも“魔法”を使うときにサポートしてくれるデバイスらしいんだけど……
リューネのやつ、初めてのバトルの時に杖を折っちゃったんだ!」
「…お、折った?」
「うん。いきなり杖で相手めがけて殴りかかってね……対戦相手の神姫の首ごとポッキリ
と……」
「…………」
 当時の惨状が、あたしの脳裏にありありと浮かんできた。
『あ、あれは、不幸な事故ですわ!』
「事故ですむか! あの後、ぼくがどんな思いをしたと思ってるんだ!?」
 そのあとも、しばく喧々号々やっていたふたりだったけど、息が続かなくなったのか、
しばし無言でにらみあっていたが、しばらくすると天堂さんが口を開いた。
「……じゃあ、呪文を唱えてみてくれ、リューネ」
『はっ? いえ、ですから杖がないと……』
「別にスキルを発動させる必要はないさ。ただ、リューネが“詠唱”してるところを見た
いだけだからさ」
 めずらしく、意地の悪い笑みを浮かべながら催促する天堂さん。そんな彼を見ながら、
リューネは顔中に脂汗を浮かべていた。
『……リューネ』
『きさまが、なぜあの戦いで“魔法”を使わなかったのか──ようやく合点がいった』
 口笛を吹きながら露骨に顔をそむけるリューネに、リベルターとレスティーアが愕然と
しながらつぶやいた。
『ははは、キンちゃんはお茶目さんだねぇ』
『だ、だからわたくしは──キ、キン…ちゃん? ちょっと待ってくださいトロンさん!
まさか、それはわたくしのことでして?』
 リューネは、見事に輝くブロンドの髪を振り乱しながらトロンに詰め寄る。
『もちろん、キミの愛のニックネームさ!』
 親指をビッと立てながら即答するトロン。リューネの口元がひきつる。
『じょ、冗談じゃありませんわ!? 誰がそんな品のない愛称を……ん、何ですの貴女た
ち?』
 いまにもトロンに掴みかかろうとするリューネだが、両肩をたたかれ訝しげに振り返る。
 そこには、レスPことレスティーアとギンちゃんことリベルターが、あきらめきった顔
で立っていた……

                         ※


「……ねえ、ちょっと聞いてもいいかな?」
 唐突な問いかけに、三つの視線があたしに集中する。
『どうされたのです、一ノ瀬どの?』
 リューネたち三人を代表するかのように、レスティーアが話しかけてくる。
「うん。もう少し、あたしたちの敵のことを知りたくってね。……レスティーアたちは、
半年前この店でエーアストたちと戦ったんでしょう?」
 少し前までは聞きづらかったけど、今ならだいじょうぶだろう……そう踏んでの質問だ
った。レスティーア、リベルター、リューネの三人は顔を見合わせたが、それはわずかな
時間だった。
 意を決したような表情で、レスティーアはあたしを見上げうなずいた。
『半年前、エーアストの一人“センジュ”と、我々はこの場所で戦いました』
 あたりを見回しながら答えるレスティーア。きっと彼女の脳裏には、当時の記憶が生々
しくよみがえっているのだろう。
「センジュ? ……やっぱり、エーアストって強かったの?」
 レスティーアの表情に、かすかな罪悪感をおぼえながらも、あたしの質問は止まらなか
った。三人は大きくうなずき、今度はリベルターが口を開く。
『はい、とても。……あの日、この場に居合わせた神姫たちだけではとても勝てなかった
でしょう。 カノンとナバトの協力がなければ……』

 カノン、ナバト。 物覚えの悪いあたしでも、その単語は記憶していた。そう、それは
トロンとのバトルの際にリューネの口から紡がれた名前。

「あの、それって……」
『彼女たちは<ナイン>ですわ』
「ナイン?」
 今度の単語は、記憶になかった。
「ナインは、9人の天使型神姫たちの集団。そして、彼女たちは人知れずエーアストたち
と戦っていたの……」
 姫宮先輩の声が、背後から聞こえた。
 あたしは、そんな神姫たちが存在し、あの事件でレスティーアたちと戦っていたなんて
夢にも思っておらず、ただ驚くばかりだった。
「彼女たちの協力で、私たちはかろうじて勝つことができた。失ったものはあまりにも大
きかったが……」
 姫宮先輩の声をついだ店長さんは、そこまで話すといったん言葉を区切った。
「だが、彼女たちの犠牲でセンジュは破壊され、あの場にいた使徒たちも全滅……」
『全滅などしていないっ!!』
 店長さん声をさえぎる大音声。全員の視線が集中する先にレスティーアが立っていた。
その身体は、おこりのように震えている。
『少なくともやつは……アイギスの残骸はあの場になかった!』
 レスティーアのあまりの剣幕に、ルーシィがあたしの背中に隠れてしまう。
『レスP……』
 トロンは豹変したレスティーアに向かっていこうとしたが、あたしはそれを止めた。
『……まだ、終わってはいない……』
 うなるようにつぶやくレスティーア。聞きたいことはまだあったけど、とてもそんな雰
囲気ではなかった。
「そうだな、確かに終わってはいない。……片桐の消息もあの後ぱったりと途絶えてしま
っているし」
 レスティーアを見つめながら、店長さんは誰にともなくつぶやく。その単語が紡がれた
とたん、場の空気がいっきょに変化した。

          
   片桐亮二。そう、エーアストを盗み出し、この惨事を引き起こした張本人!

 あたしは、エーアストや使徒にばかり気を取られて、肝心要の存在のことをすっかり忘
れていた。
「その片桐とかいう男…まだ、野放し状態なんですか?」
 あたしの質問を、店長さんは無言の間で肯定した。
「片桐って、どんな男なんですか?」
 こうなると、いやでも興味の対象は片桐に移ってしまう。あたしは遠慮しいしい聞いて
みた。
『最低のサイコ野郎ですわ!』
 吐き捨てるようにつぶやくリューネ。そのあまりの剣幕に、あたしは二の句がつげなく
なってしまう。周りを見ると、姫宮先輩も天堂さんも神妙な面もちになっている。
 しばらくすると、みんなを代表するかのように店長さんが話はじめる。
「確かに変わった男ではある。天才的な才能の持ち主だが、自分の地位もためらわずに捨
て、M・M社に追われ続けることがわかっていながら、こんな暴挙にでるような男だ。一
連の事件も、まるでゲーム感覚で行ってる」
 店長さんは、独白のようにはなしていたが、いったん話を区切るとあたしの方に向きな
おった。
「確かに、危険な男には違いないな」

 ミラーグラスに隠れて、店長さんの表情はわからなかった。でも、その苦渋に満ちた声
音が、すべてを物語っていた……

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いまさらですが謹賀新年! そして…










































































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シロ「賀正ぉおおおおおおおおおんっ!」

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マルガリータ『寒いっ!』

シロ「おご!? な、何すんだよ、いきなり」

マルガリータ『それはこっちのセリフ! 何よ、その氷河期級の寒いギャグは?』

アリシア『マ、マリーちゃん、わたしもう意識が……』

マルガリータ『あ!? こらアリシア、寝るんじゃない! ここで寝たら死ぬわよ?』

シロ「失礼な奴らだなぁ、人の渾身のギャグを……正月と言えばコレだろ?」

マルガリータ『どこがよ!』

シロ「チッ、うるさいなぁ………………よし! これならどうだ?」

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シロ「これが今の私にできる精一杯の、お・も・て・な・し♡」

マルガリータ『やめいっ!』

アリシア『ううっ、もうこんなマスターやだ……』

シロ「なぜ、そこで泣く?」

マルガリータ『あたしだって泣きたい気分よ!』


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シロ「う~ん、ならば……家中の正月グッズをかき集めてみたぞ。これならどうだ?」

マルガリータ『いや、そもそも今日は1月8日だし、いまさらそんなことしてもね…』

シロ「……だな」

アリシア『でも、ようやくいつもの(変な)マスターにもどりましたね』

マルガリータ『ホント、お正月も三が日ぐらいまでは死にかけてたもんね?』

シロ「確かに……今回の夜勤はさすがに答えたな。まあ、なんとかそれ以降は復活したが」

アリシア『でも、それならどうして今日までブログの更新しなかったんですか?』

シロ「復活とはいってもまだ体が本調子じゃなかったのもあるが、じつは今日1月8日は特別な日なんだ」

マル&アリ『?』

シロ「そう……」

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シロ「本日、当ブログ「神姫者の巣」は二周年を迎えたんだよ~ん」

マルガリータ『ふぅん、そうなんだ?』

シロ「なんだ、その妙に淡泊なリアクションは?」

アリシア『……あの底辺ブログが消滅して、今日で二年の月日が流れたんですね』

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シロ「勝手に無きモノにするな!」

マルガリータ『……あんたも去年「一周忌」とか言ってなかったけ?』

シロ「いや~、思い起こせばこの二年間、いろんなことがあったなぁ」

マル&アリ『ごまかすな!』

シロ「ま、まあ去年の暮はほとんど更新できなかったからな」

マルガリータ『そうね、も少しがんばらないと、閑古鳥もこなくなっちゃうわよ?』

シロ「あはは、が、がんばります(汗)」












さて、みなさまお久しぶりでございます。地獄の夜勤も終わり、ようやく復活いたしました。

いや~、何とか乗り切りましたが、夜勤最後の一週間で深刻な不眠症にかかってしまい、かなりキツイ日々を送っておりました……。
とはいえ、現在はなんとか復活! 十二月にほとんど更新できませんでしたので今年はバリバリ更新します。
まあ、SSは年内完結を目指したいですね(あくまで予定ですが(笑))。


さて、ある程度復調しながらもブログの更新を控えていたのは、今日という日に合わせるためでした。

飽きっぽい性格ですが、なんとかこのブログも二年間続けることができました。
これもひとえに当ブログを訪れてくれたみなさんのおかげです。
みなさんからいただいた拍手やコメントに、どれだけ励まされたことか……。
あまり人に誇れるところのないブログですが、よろしければ、また今年一年お付き合いいただければと思います。





それでは……。

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一同『今年も、「神姫者の巣」をよろしく!』












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